『3分間の恋人』(2019・邦) 感想&ネタバレあり
どうも、井伊古里です。
突然ですが、皆さんは、カップラーメンを食べますか？
最近よく売れているという話ですよね。
私自身も、カップ麺は職場でよく食べるマストアイテムです。
ただ、どうしても手作り弁当の人の方が見栄えはしますよね。
手作りのお弁当だとそれだけで好感度アップみたいなところがあります。
料理のうまさが恋のきっかけみたいなこともあるかもしれません。
その点、手軽さが売りのカップ麺では、恋の香りには程遠いですね。
でも、カップ麺がきっかけの恋というのもあるんです！
『3分間の恋人』(2017・邦)
【あらすじ】
アラサー独身OLの澤田 美和子。仕事ばかりして、気づけばすっかり恋人なしで早数年…。
ある日、自宅で夕飯のカップラーメンにお湯を注ぐと、なんとカップ麺の中から声が聞こえてきた。
どうやらラーメンができるまでの3分間だけ、同じくラーメンを食べている男性、国弘と会話できるらしい。
美和子は、その声の主に惚れてしまい、なんとか恋人になろうとするがー…！？
まぁ、ドタバタコメディですね。
仕事で後輩の高橋を叱咤し、疲れて帰宅した美和子。
同僚の坪井に、カップ麺は体に悪いから料理を作れと言われたことを思い出しますが、まぁいっかと気にしません。
いつものように、夕飯にカップ麺を作ろうとお湯を注ぐと…なんか声が聞こえてきた！？
ってなわけで、不思議な世界に突入です。
どういう原理かは謎。
3分間で会話が終わっちゃうのを残念に思った美和子がカップラーメンを5分かかるものに変えていたのがウケましたw
結局、3分しか効力はなかったけれどw
それから、美和子の惚れた声の主が、明らかにパパロン平井なのがちょっと気になりましたw
パパロン平井は物真似芸人だから期待はしていたのですが、確かに期待を裏切らない名アフレコ…！
では、あったんですが…
パパロン平井は、どうしても、あの一発ギャグ、カマドウマの真似のイメージが強いんですね。
イケメンなことを言っても脳裏に浮かぶのはカマドウマ。
パパロン平井が四つん這いになってジャンプしているシーンしか浮かびませんw
ただ、やはり演技は上手ですから、カマドウマさえ気にしなければ、わりとおすすめ。
いわゆるイケボってやつ。
そして、パパロン平井の演じる男性、国弘ですが、これがなかなかの遊び人というか包容力がすごいんですね。
まず口が上手い。そして、聞き上手。何より声が甘い。
すっかり、メロメロな美和子。会いたいと熱烈に言いますが、国弘はやんわりと嗜めてくれます。
それでも諦められない美和子。それなら、3分間だけは恋人でいてくれと頼み、国弘も了承します。
しかし、愛に溢れた美和子は、遂に我慢できなくなり、自分で探そうと動き始めます。
…って、それストーカーでは！？ダメですよー！！
コソコソしている美和子を怪しいと思って、止めてくれたのは同僚の坪井でした。
坪井役は、今をときめく吉澤 樹さんですね。世の女性の心をのきなみ奪っている人です。
坪井さんに事情を話し、受け入れてもらった美和子は、坪井といい感じに…！
ところが、次の日から、国弘はカップ麺に現れなくなります。
そして、美和子がお昼休憩をしている間に机にコーヒーを零すなどの嫌がらせをされるように！？
一体、誰なんだ！？まさかお前か、国弘ー…？
憔悴している美和子を家まで車で送ると申し出てくれた高橋君。
ところが、高橋君の袖についていたコーヒーで美和子は高橋君が犯人だと気付いてしまいます。
高橋君は美和子が好きだったので、仕事をわざと失敗するなどしていたのです。
それが、坪井さんといい雰囲気になっている美和子を見て、怒りが爆発してしまったんですね。
高橋君は、そのまま自分の家に美和子を連れて帰ります。
美和子、大ピンチ！！
ところが、危機一髪で坪井が助けに来てくれます。
美和子がラインで助けを求めていたのでした。
そして、坪井に告白され、お付き合いするに至った美和子。
お湯を注ぐと、懐かしい声が聞こえてきました。
国弘は多忙で、最近は夕飯すら取れなかったのだそうです。
実は、国弘は海外出張に行っていたのでカップ麺のヘビーユーザーだったのでした。
帰れる目処が立ち、明日には、日本に戻って妻子と会えると言います。
だから、もうカップ麺はしばらく食べないだろうとのことでした。
美和子は、話せない期間で起こったこと、坪井と付き合うようになったことを話し、感謝して会話を終えます。
そして、坪井に弁当を渡すため、久々に料理を作るのでした。
って、国弘、妻子持ちかよ！！っていうのはおいておいて…
まぁそれなりに楽しく見れるかなぁという映画でした！
最近のカップ麺は、そこそこ美味しいですよね。
