『シンディ・ターナーのくだらない恋煩い』(1998・米) ネタバレ&感想あり
どうも、井伊古里です。
最近、自宅にずっといるので、掃除や整理が捗って仕方ありません。
片付けていると、色々な物が出てきますよね。
買った記憶のないものやずっと探していたもの、中には、無くしていたことすら忘れていたいつかの大事なものが出てきたり。
こういうエモさがあるから、古いものって良いよなぁと思います。
過去を懐かしむのも、積み重ねてきた時間と同じくらい大事な時間ですよね。
さて、というわけで、今回ご紹介するのは、ちょっぴりレトロでお洒落なこの映画です。
『シンディ・ターナーのくだらない恋煩い』(1998・米)
【あらすじ】
癇癪もちなティーンエイジャー、シンディは可愛くて、ちょっぴりわがままな女の子。
お洒落なことが大好きな彼女は生活に少しだけ不満がある。
親友ミアは好きだけど、それ以外は冴えない幼なじみマーティンと退屈な学校や煩い教師たち。
いつかこの世界を抜け出たいと思っているシンディ。
ところが、突然転校してきたのは、イケメンモデルのジェイク。
シンディは猛アプローチをかけるけれど、なんだかうまくいかない。
悩んだシンディは、親友のミアと幼なじみマーティン、ジェイクを誘って一日遊びに出かける。
アメリカお得意の青春映画ですね。
観客にとって、何か目新しいことが起こるわけではありません。
主人公のシンディたちが、普通にお洒落して、恋して、笑って、楽しむ。
いわば、それだけの映画なわけです。
気付いたらあっという間に過ぎ去ってしまった、あの頃のキラキラした日々。
それを追体験できる、なんだか切なくなってしまう映画ですね。
ちなみに、ポスター写真はリメイク版です。
リメイクとオリジナル両方ありますが、私はオリジナルをお勧めします。
とにかく、シンディ役のメイラーが可愛いし、小物もお洒落ですよ!
みんな無邪気なシンディに恋に落ちること間違いなし!!
破天荒なメイラー・アーミーにぴったりのはまり役ですw
幼い頃、サンタを待ち伏せして家の煙突に爆竹を仕掛けたという逸話を持つ、おちゃめなメイラー。
当然ブロンドの髪をブルーに染め上げたりと、思い立ったらまず行動!な、パワフルでアクティブな女の子を熱演しています。
無敵の10代であるシンディに恐れるものはない。足だって車から出しちゃう。
そして、ママンもなかなかにお洒落♪
素敵なことを探しに中古の車を買って、海まで来たシンディ。
ばっちりポーズまで決めています。
しかし、思ったより寒くてすぐに帰宅w
イケてる男子に目がないけれど、芋ばっかだし…(失礼)
青春したーい!とジタバタしている彼女。
その一瞬一瞬こそが青春なのですよ…
大事なものは失ってから気づくのです…
スーパーモデルのジェイクに精一杯セクシーなアプローチをかけるも相手にされていないのは笑いますけどねw
そりゃ、ジェイクは業界でもっと色々見てきているわなぁ。
冴えない幼なじみのマーティンにばっちり効いているのも良いですねw
思惑は様々ですが、休日に皆で連れ立って、車乗って、海行って、ゲームセンター行って、プライベート満喫中の怖い先生を見つけ尾行して…そんで一日遊んで終わる。
1人で行った海は寒くてすぐに帰ったのに、友達と来て延々とはしゃぐあたり涙が出そうになりました。
あー青春っていいなぁって気持ちになりました。戻りてぇー!!!
あの頃の青春をもう一度!フレッシュな気持ちになりたい方はこちらをどうぞ。