『ジュラシック・インベーダー』(2015・米) 感想&ネタバレあり
どうも、井伊古里です。
そういえば、先日、NASAから発表がありましたね。
未確認飛行物体ことUFO🛸の映像の公開です。
ワクワクしますね。宇宙人も割と好きですよ。
ですが、世の中にはこんな真理がありますよね?
好きなもの × 好きなもの = 大好きなもの
余談ですが、私はこの発想で持って、幼少期に苺🍓にチーズをのせて電子レンジで5分ほどチンしたところ、想像を絶する味に泣く泣くトイレに流したことがあります。
それはさておき、この真理に従うなら、宇宙人にプラスアルファ好きなものを掛け合わせれば神が爆誕するはず…
その奇跡的な組み合わせはー…
恐竜🦖 × 宇宙人👽。
いや、もうこれ最高じゃね…?
完全に面白くなる要素しかない。素晴らしい。
ということで、今日の映画紹介いってみよー!!
『ジュラシック・インベーダー』(2015・米)
【あらすじ】
タイムマシンならぬタイムドアが開発された未来。一流研究者ホーンス博士率いる研究者グループは、そのゲートを通ることで、過去へと赴き、恐竜を調査していた。
調査隊は、ちょっと気を緩め、わいわいと話している。
中でも、調査隊の一人コナーはずっと文句ばかり言っていた。
コナーは妻のアリーが文句ばかりで嫌になる、子供も恐竜もごめんだ、と唾を吐く。
宥めながら一同は進んでいく。
ところが、太古の原始林に似つかわしくない円盤が…。
なんと!!恐竜の一部は実は宇宙人だったという超展開。
その地上で当時、最も繁栄していた恐竜な体をコピーして同じような外見・特製に扮していたのだった。
しかし、調査隊は気付かない!!
恐竜調査を終え、帰る途中、ゲートにバグが発生し、閉まらなくなる。
それは、円盤の磁力に影響されたせいだったのだが…。
ゲートが開き、翼竜や肉食恐竜などが大量に現代に押し寄せてしまう。
当然、ゲートの前にいた調査隊は真っ先に食べられてしまった。
そして、ニューヨークに解き放たれる恐竜たち!!
大パニック!!!
そうそう、これが見たかったんだよ!!
翼竜に襲われた男性が絶叫を上げながら、貪り食われる…。
そして、それをじっと眺める恐竜が一体。
何を思っているのか…?
不妊治療で病院にいった帰りのアリーも、恐竜の襲来に慌てる。
襲われると思ったが、何故か恐竜はじっと見つめた挙句、踵を返して去っていった。
呆気に取られたアリーだが、すぐに逃げ、見つけた巨大コンテナに隠れる。
どうやら、色々なものが不法投棄されていたようだ。
なんとインコの入った鳥籠まで打ち捨てられていた。
アリーはひどい…と呟く。
そのコンテナは最終的に避難所として、15人くらいの人間が集まった。
そして、アリーは、外からやってきた血塗れの男性に恐竜の赤ちゃんを託される。
倉庫に恐竜なんてと断るアリーだったが…。
「頼む、この子はまだ幼いんだ。赤ん坊なんだ…匿ってくれ…」
子供ができない体質で悩んでいたアリーは、赤ん坊と聞いて思わず受け取ってしまう。
そして、血塗れの男性は、倉庫に入らず去ってしまった。
アリーは、恐竜にリータと名前をつけ、バレないようにしないと、と呟くとリータは理解した様子…?
背後からダグラスに声をかけられ、リータを咄嗟にインコのいる鳥籠にしまうアリー。
アリーを怪しむダグラスが鳥籠を取り上げ、中を確認すると、そこにいたのは二体のインコで…。
チチ…
インコが増えた!?ということは、リータがインコに!?
よく見えなかっただけで翼竜だったの!?
混乱するアリーだが、ダグラスは納得したのか
「有事に鳥と遊んでんじゃねえよ」
とだけ言って倉庫の隅に行ってしまった。
インコになったリータはは、ちちち…とアリーに顔を擦り付け、甘えてきた。
そして、最初にコンテナを見つけたアリーが女性のリーダーとして、元軍人のダグラスという男が男性のリーダーとなった。
ちなみにダグラスは案外良いやつだった。
それから、倉庫にいた男性がかわるがわる外に出て食料を調達することになった。
そのまま帰らない男性や倉庫の外で断末魔が聞こえることもある。
アリーたちは、恐怖に怯えていたが、リータは皆の癒しとなった。ダグラスもリータを眺めて優しい顔をする。
やがて恐竜は減っていった。
原因はさっぱりわからなかった。
けれど、ついにダグラスがもう大丈夫だ、外に出ようと提案する。
そうして、皆で倉庫を出た。
3ヶ月ぶりに見た空は青かった。ダグラスとアリーは自然に手を繋いでいた。
こうして、大量の死者を出したものの、各地で生き残った人たちはいて、普段の日常が返ってきた。
街はすっかりいつも通りの喧騒を取り戻していたが、アリーは未だ信じられない思いでいた。
ダグラスからメールで少し遅れると連絡をもらったアリーはカフェでコーヒーを買う。
店員は、にこやかにコーヒーを渡し、微妙な顔をしたままのアリーに微笑んだ。
「なんだかまだ不思議な感じですね」
「えぇ、本当に」
「でも、楽しみましょう」
会話を交わし、アリーはコーヒー受け取って、ちょうどやってきたダグラスと席についた。
店員が瞬きをするほんの一瞬、爬虫類の瞳にギラリと変わったが、誰も気づかなかった。
世界は相変わらず平和だった。
…。
害をなすわけではなく、しれっと社会に溶け込んでるのめちゃくちゃこえぇーーー!!!
散々、人間も殺しといて罪悪感なく、あっさり恐竜より人類かなって鞍替えするあたり、打算的すぎて怖い。
宇宙人って感じで最高に良いですね。
いや、お前が宇宙人の何を知ってるんだという話だけれども。
でも、宇宙人と恐竜はいいですよね。