圧倒的風呂嫌いに捧げる、風呂嫌いの鎮魂歌
どうも、井伊古里です。
今日は架空の映画の紹介ではなく、私のささやかな日常と鍛錬の結果をお伝えしたいと思います。
ここしばらくブログ更新を怠って何をしていたのか…
それは言わば命を賭した戦いでした。
一つの戦いを終え、今、私は再びこのネットの地に立ち戻ったのです。
苛烈な戦いがいつか詩人の歌に詠まれるように、凄惨な戦いはやがて文学となるのです。
生きることそのものが芸術たり得るとすれば、他方、戦いほど生を意識する機会はありません。
戦いとは本質的に芸術的側面を孕んでいるのかもしれません。
…ということで、本日は私の小さな戦い、あるいは、我が芸術の話をさせていただきましょう。
さて、タイトルで既に察していると思いますが、皆様にドン引きの事実をカミングアウトします。
私は、死ぬほど風呂が嫌いです。
いやもう名前からして既に不潔そうですが、名実ともに不潔なんですよ。
生きててすいません。
こういうとね、たまに別に私も僕も普通に嫌いだよ〜とかいう奴いるけど、君たちは敵じゃないぞ、と。
はっきり言おう。
私の風呂嫌いは、君たちの嫌いの先に言っている、もっと凌駕しているのですよ。
そもそも私は、風呂は生物のするものではないと考えているわけです。
ぶっちゃけ三日までなら、風呂に入らず職場に行くことさえ時たまある。
長期休みになろうものなら五日入らないことも稀にね、いや本当ごく稀にね、ある。
どうだ、引いただろう?自分でも引く。
本当に人間として終わっている。
だから彼氏できないんだよ。
ということで、本日は、風呂嫌いな人間のために風呂嫌いの理由と克服までの戦いを書いていきます。
清潔な人間は帰ってくれ!
ここは、汚れを知らない君たちのいる場所じゃない!!
長くなりそうのでまとめてみました。
- 風呂嫌いの理由
- 風呂が楽しくなる方法
- 遊びを取り入れる
- 非日常を取り入れる
本日のブログは、このように進めていきましょう。
まず、風呂嫌いの言い分を私なりに考えてみました。
<風呂嫌いな理由>
① 身体が濡れる
そもそも身体が濡れることが圧倒的不快ですね。
私は、化粧水も乳液も顔パックも日焼け止めも年に数回という頻度です。
20代女性として自分でもかなり引くが、真実です。
私には、帰宅後の手洗いという概念すら2020までは存在しなかった。
生物は本能として身体が水に濡れるのを拒否するものだと思うんですよ。
水に濡れたら体温が下がることを思えば、これは生物として当然の本能と言えますね。
<風呂嫌いな理由>
② 無防備である
当たり前だが、風呂は全裸で入ります。
私からすれば、これはもう危険極まりない行為としか言いようがない。
世の中にはたくさんの危険があります。
地震然り、侵入者然り、体調不良然り。
人間社会の制約として、裸ではいざという時に咄嗟に対応できないんですよ。
無防備な状態というものは生物にとってだいぶストレスです。
すぐに対応できない全裸を厭うのも自然の摂理ですね。
全裸で街を駆けて良い社会であったなら、私の風呂嫌いはもう少しマシになっていたのかもしれません。
これも生物に備わる本能なので仕方ないですね。
<風呂嫌いな理由>
③ 面白味がない
いや、なんかもう風呂ってつまらなくない?
風呂に入るくらいなら、生きたゴキブリを踊り食いする方がエピソードになる分、なんぼかマシ。
風呂なんて入るのが当然の常識的日常過ぎて話のネタにもなりゃしない。コスパが悪すぎる。
無意識の損得が働いてしまう上、一日やそこら入らなくてもデメリットが可視化しづらい。
入らなくてもいいかってなっちゃいます。
ということで、風呂嫌いな人間は、ちょっと野生味が強い生物ということですね。
現代文明に適応できていないわけです。
風呂に入るメリットを理屈でしか分かっていない、実感できていないというところが多分ポイントなんでしょう。
そうはいっても、我々も社会に属する以上、人の目は流石に多少気にしなくてはなりません。
いや、普通に三日入らないはやばい、バレるだろう。
バレてると思う。
みんな良い大人なので何も言わないけどね、薄らまとった香水で誤魔化してるけどね。
自分でも社会人としてダメなのは分かっています。
でも、みんなもそうだろ!?
風呂嫌い治したくてこれを読んでるんだろ!?
文明人になりたいだろう!?
ということで、重い腰を上げ、私は一念発起し、闘いを決めました。
この戦いが終わったら、結婚するんだ…(婚活して)
風呂嫌いを克服するための軌跡をここに記していきたいと思うので、参考にしてください。
風呂嫌いの対策
① 遊び要素を入れる
釣り
定番ですが、楽しむといったらゲームでしょう。
わざわざ風呂でしたいゲームといえば、やはり釣り一択ですよね。
ということでこれ買ってみた。超絶テンション上がる…
電池を入れ、入水…
おお…!!どうだ、この躍動感は!!!
自動で泳ぐぞ!!!すごい、旋回してる…!!
え、いまいちわからない?そんなバカな…。
子供とか超喜びそう。割と真面目に幸先いいぞ…。
居酒屋風
居酒屋みたいに気軽に入れたら、ハードル下がりそうじゃないですか?
よっ、やってる?みたいな感じで風呂に入れるのは良いかもしれない。
というわけで作ってみました。
のれんの手作り感がすごい。
日暮里で安く生地が買えたのは嬉しかった。
2m100円の破格のお値段。
やってる〜?って感じで、のれんをくぐっていくスタイル。
これ地味に良いな。
② 非日常を取り入れる
居酒屋や釣りなんて基本的に日常の範囲ですよね。
もっと特別感がないと、なかなか重い腰は上がりません。
わっ、この液体、非日常!?と思えば、本能に逆らってでも水に体を浸したいと思うのではないでしょうか。
ということで非日常を作り上げました。
熱帯🔥
試しに草とワニを用意しました。
草は、やはりおなじみダイソーで揃えました。
そして、液体を濁らせる。濁らせるのは入浴剤を使用します。
カラフルな入浴剤を複数個投入していく大盤振る舞いです。
ちなみに入れた入浴剤は10種類。
今回のためだけに、ヒカキンさんが以前おすすめしていたらしい入浴剤100個入りセット買いました。
ちなみに中身はこんな感じでした。めちゃくちゃ良かった。
ちなみに買ったのはこれですね。
いや、もうなんかこの入浴剤で事足りる気がしてきた…。
そんな気持ちになった自身を叱咤激励し、入浴剤と草を入れる…
そして、
アマゾン爆誕
浸ってみたら、こんな感じ。
ん?何かカサカサ音がするぞ…
草陰に隠れていたのは…
ワニー…!?
どうしよう、私食べられちゃうの!?
生存本能刺激されちゃう、急いで水辺から離れなきゃ… > <
と、まぁ茶番は置いておいてまぁこれも毎日は無理ですね。
コストがかかりすぎる上、色がドブ川過ぎて綺麗になった気がしません。
お家サウナ
自宅の風呂場にサウナ作ってみた。汗をかけば裸になってひとっ風呂浴びたくなるはず。
ちなみにこれもほぼほぼ百均で全部揃えました。
ダイソーの対応力なんなの?
さらに加湿器使えばあら不思議。すっかりサウナ気分…。
でも、よく考えたら温度高くできないし、ただの休処だった。
裸で寝転がるのめちゃくちゃ気持ちいい。
でも、風呂じゃない。
3000円くらいのマッピング機のスイッチを押してから風呂にドボンとさせて、電気を消すだけ。
そうすると、何の変哲もないお風呂が…
…わぉ♡ライトアップ♡
しかも2バリエーション楽しめる。いいな。
使用したのはこちら。
そもそも入りたくない要素をのぞいちゃえばいいのよってねー!!
服を着て入るのも、あり。
…と、思いきや普通に張り付いて、鬱陶しい。
リラックスのかけらもない。
むしろ濡れたのを脱ぐ方がしんどい。重いし。
じゃあ、濡れなきゃいいんですよ!!
逆転の発想です。
ということで、濡れない水に浸ってみます。
って思ったんだけど、高かった。
なんか1万円以上する。買えない。無理。
誰か試して結果を教えて欲しい。
人体に影響があっても私は責任取らんけど。
ということで!
毎週の如く新しいアイディアを試し続けながら、私は考え続けました。
うーん、どうだろう。もっと、なんかこうないかな…
変わり映えあるもの…風呂が楽しくなるもの…
風呂をどう楽しもう…まだ色々なパターンがあるはず…
考えなきゃ…考えなきゃ…考えなきゃ…
そして、散々熟慮し、眠れない夜を過ごした私は朝日と共に悟りました。
…風呂って面倒クセェ。
いろんなパターン考えさせて、考えさせて、考えさせて…
サプライズ好きの彼女かよ。
もういい。私、決めた。お風呂卒業する。
ということで、みなは私の屍を乗り越え、風呂好きになってくれ。
さよなら…